けんちょんの競プロ精進記録

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AtCoder ABC 127 C - Prison (灰色, 300 点)

条件反射でいもす法をしたけれど、もっと楽にできた

問題へのリンク

そして手前味噌ながら類題

atcoder.jp

問題概要

 M 個の区間  \lbrack l_i, r_i \rbrack があたえられる。 1 \le l_i \le r_i \le N を満たしている。

この区間が  M 重に交わっている部分の長さを求めよ。

制約

 1 \le N, M \le 10^{5}

解法 1:区間の交差

区間  \lbrack a, b \rbrack \lbrack c, d \rbrack の交差は実は簡単にかけて

  •  \lbrack \max(a, c), \min(b, d) \rbrack (左端が  \max(a, c) で右端が  \min(b, d))

になる。面倒な場合分けが要らない!!!
ただし  \max(a, c) \gt \min(b, d) の場合は「交差しない」ということになる。

このことを利用して、 N 個の区間の交差は

  •  \lbrack \max(l_1, l_2, \dots, l_N), \min(r_1, r_2, \dots, r_N) \rbrack

と表せる。これを  \lbrack L, R \rbrack と表したとき、

  •  L \le R なら、 R - L + 1 が答え
  •  L \gt R なら、 0 が答え

となる。

#include <iostream>
#include <vector>
using namespace std;

int main() {
    int N, M; cin >> N >> M;
    int left = 1, right = N;
    for (int i = 0; i < M; ++i) {
        int a, b; cin >> a >> b;
        left = max(left, a);
        right = min(right, b);
    }
    cout << max(right - left + 1, 0) << endl;
}

解法 2:いもす法

この問題の解説とほぼ同じことをすれば OK。

atcoder.jp

そして最後に、「出来上がった配列のうち、値が  M になっている部分を数える」とすればよい。

なお、下のコードで、 l, r については 0-indexed で考えています。一方で、問題文で与えられているのは左閉区間・右閉区間ですが、いもす法を適用するために左閉区間・右開区間にしています。よって、

--l
--r
++r

をすることになって、 r については結果的に入力のままとしています。

#include <iostream>
#include <vector>
using namespace std;

int main() {
    int N, M; cin >> N >> M;
    vector<int> G(N+1, 0);
    for (int i = 0; i < M; ++i) {
        int l, r; cin >> l >> r; --l;
        G[l]++;
        G[r]--;
    }
    for (int i = 0; i < N; ++i) G[i+1] += G[i];
    int res = 0;
    for (int i = 0; i < N; ++i) if (G[i] == M) ++res;
    cout << res << endl;
}